八ヶ岳の主峰「赤岳」(標高2899m)。八ヶ岳は日本百名山のひとつですが、赤岳に登ってはじめて百名山の一座に登ったと言えるでしょう。赤岳は一般登山道だけでも、八ヶ岳の主稜線の他、文三郎尾根、地蔵尾根、真教寺尾根、県界尾根を登るコースがあります。赤岳への登りのコースタイムは最短で4時間、その内2時間は急峻な尾根を登ります。上部は岩場で鎖場や梯子が連続するコースです。
ここでは、美濃戸口から最短コースのガイドプランや登山情報をはじめ、登山初心者が赤岳に登るための準備プランを紹介しています。また、中級者向きの赤岳へのこだわりのロングコースや難コースも紹介しています。
<八ヶ岳ネイチャークルーズの赤岳ガイドプランの特徴>
・お一人様から実施可能。
・ご希望の日程や集合時間で実施。
・林道歩きをカットした最短コース。
・赤岳登山のための準備プランを用意。
・様々なコースから赤岳を攻略。
※当ページの各プランは、お客様のご希望の日程や集合時間で実施するカスタマイズガイドプランです。お申し込みの際は、以下の「ガイドスケジュール」をご参考の上、ご希望の日程をご指定いただけます。
※空欄の日程が予約可能日となっております。
赤岳山荘駐車場から南沢コースを通り、行者小屋から文三郎尾根を登る最もポピュラーで、赤岳への最短コースを登るプランです。体力や経験に合わせ日帰りコース、1泊コースからお選びいただけます。美濃戸口からガイドの車で赤岳山荘駐車場まで同行することにより時間短縮が可能。
体力に自信のある方は、文三郎尾根より難易度が高い地蔵尾根からのコースも承ります。
時期:5月下旬~10月
コースタイム:登り4時間、下り3時間
標高差:約1200m
登山レベル:3-C(行動時間が8時間程度で、鎖場や梯子のある一般登山道)
赤岳登山では、通常の登山装備に加え、上部岩稜帯ではヘルメットを着用することが望ましいです。鎖場や梯子が連続し、山頂の北峰と南峰の間は切れ落ちた痩せ尾根になっています。
また、落石などの心配もありヘルメットは是非揃えておきたい装備です。
赤岳では10月にもなると降雪があります。
10月~11月初旬に行かれる方は、軽アイゼンやチェーンスパイクを持参してください。
11月中旬以降は本格的な雪山登山になります。
赤岳周辺には、山頂の赤岳頂上山荘、地蔵の頭側にある赤岳展望荘、北沢コースの標高2200m付近の赤岳鉱泉、南沢コースの標高2350m付近の行者小屋があります。赤岳鉱泉と行者小屋にはテント場、水場があります。
初心者の方は、赤岳鉱泉又は行者小屋に1泊して、赤岳を目指すのがいいでしょう。
赤岳への一般的な登山口は美濃戸口になります。八ヶ岳の西麓・茅野市にある美濃戸口へのアクセスは、
お車の場合:中央自動車道 諏訪南ICより約20分
公共交通機関の場合:中央本線茅野駅下車 路線バスで美濃戸口行で約30分
車の場合は、美濃戸口にある八ヶ岳山荘の駐車場(有料)か、さらに林道を進んだ赤岳山荘の駐車場(有料)が利用できます。首都圏からは美濃戸口行の登山バス(毎日アルペン号)があります。
前泊する場合は、美濃戸口の「八ヶ岳山荘」、又は「yatsugatakeJ&N」が近くて便利です。
登山初心者の方でも、段階を踏んでステップアップしていくことが、赤岳への近道です。経験を積んで、登山体力を身に付け、挑戦してください。
美濃戸口から南八ヶ岳の硫黄岳~赤岳を縦走する八ヶ岳の難コース。梯子とクサリが連続するアップダウンの先に赤岳がある。硫黄岳山荘泊。
期間:
6月~10月中旬
登山レベル:
2-D 中級者から
八ヶ岳の東麓から梯子やクサリ場が連続する県界尾根を登り、赤岳~横岳を縦走、杣添尾根を下る周回コース。 赤岳頂上山荘又は赤岳展望荘泊。
期間:
7月~10月中旬
登山レベル:
2-D 中上級者向き
県界尾根から赤岳~キレット越え~権現岳を縦走する難関コース。 赤岳頂上山荘泊。
期間:
7月下旬~10月中旬
登山レベル:
3-D 中上級者向き
八ヶ岳ネーチャークルーズ 山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3332-2456
TEL:090-4715-3626 EーMail:mt8raik2@gmail.com