当初の予定では小泉登山口からのコースを予定していましたが、３日前の大雪によりトレースがなくラッセルになることが予想されたため、登山者の多い天女山からのコースに急遽変更しての実施となりました。

天女山からしばらくはなだらかな道が続きますが、前三ツ頭手前から急登となりこのコースの最も辛いところでは、参加者の方も喘ぎながら登りました。積雪も多く前三ツ頭まで３時間以上掛かりました。

前三ツ頭からは富士山や南アルプスが一望出来ました。

この日は風の強い日で、樹林帯では風も気になりませんでしたが、前三ツ頭では樹林が途切れ、風に耐えながらの進行となりました。

前三ツ頭から少し行くと再び樹林に入り、地形や風向きによる風の強弱の違いを肌で感じることが出来ました。

前三ツ頭から三ツ頭山頂まではさらに積雪も多くない、雪山気分を存分に味わうことが出来ました。

山頂からの南八ヶ岳（権現岳、赤岳、阿弥陀岳）の勇壮な雪景色には、参加者からも歓声が上がりました。

参加者からは、三ツ頭がこんなに素晴らしい山だとは思わなかったと驚きの声をいただきました。