深田久弥の最後の登山で歩いた女岩コース。登山口からは緩やかな道が続き歩きやすい。前山大明神林道を横切り直進し、谷地形の道を進む。

かつての水場でもあった女岩は、現在立入禁止となっており、手前で右の岩場を登り、その先で分岐する急な谷地形をジグザグに登っていく。

尾根に乗り上げた後は、２０分ほど左方向の尾根道を登り、深田久弥終焉地碑を経て茅ヶ岳山頂と至る。

山頂からの富士山、南アルプスの眺望が素晴らしい。八ヶ岳も遠望できる。

大明神ルートは、茅ヶ岳の南東に延びる尾根コースで、大明神岳のピークから分岐した尾根は、南南西に方向を変え、茅ヶ岳の一般登山道である尾根コースとほぼ並行した緩やかな尾根上のコースである。踏み跡もあり、一般登山道の尾根コースより斜面も緩やかでむしろ歩きやすい。

茅ヶ岳の山頂から来た道を下り、谷地形から尾根に乗り上げた地点まで戻る。そこから来た道に下らず、尾根をそのままわずかな踏み跡を頼りに岩場を右から巻くように直進する。

少し進んだ先の小さなピークが大名神岳（1550ｍ）の山頂だ。

大明神岳のピークで尾根は分岐し、南南西の方向の尾根を進む。

尾根の傾斜が緩む1240ｍ付近でも尾根は分岐するがそこは直進する。

1050ｍ付近で前山大明神林道を横切り、尚も直進し、1000ｍ付近でも登山道のような道 を横切る。小さなピークを越え最後は駐車場の裏側に飛び出す。