スノーシューで標高2500mへ
２０２５年２月１０日（月）、今シーズン４回目の募集ガイドプラン「北横岳スノーシューツアー」の様子です。
先週からの最強、最長寒波の影響でこの日も－１０℃を下回る気温で、樹氷によるスノーモンスターもお目見えしていました。
昨年とは違い、今年の北横岳は雪てんこ盛り、登山者もてんこ盛りでした。
雪山の入門コースとあって、どこで使うのか不明なピッケルを持つ人やストックのキャップを付けたまま歩く人、果てはアイゼンがコバに入っていない登山者で溢れかえっていました。
今回は北横岳にスノーシューで登頂しました。コース途中の階段も雪に埋もれスロープになっていて歩いやすい状態でした。
北横岳は雪山入門コースとはいえ、2500ｍの標高の山です。夏山で低山しか登ったことがないのに、雪山でいきなり2500ｍに登ろうとする方がいますが、夏山で2500ｍ以上の登山の経験を積んでから挑戦してもらいたいものです。
今回の参加者は夏山で赤岳などの高山も経験されている方でいしたので、雪山でも安定感がありました。
今回も七ツ池の湖上ウォークや湖畔でのランチを楽しみました。
北横岳ヒュッテからすぐのところにある七ツ池。北横岳に来られる方のおそらく１％くらいしか訪れる方がいないのは、もったいない、残念な限りです。
帰りには、坪庭に対峙する縞枯山側にある丘から山頂駅に向かって降り、動物の足跡を見つけたり、ラッセル体験、ダウンヒルで遊びながら下山しました。
参加者の声
今回ご参加いただいた女性の方からのご感想を紹介します。
「普段の登山ではできない経験」
「初めての雪山だったのでガイドをお願いしましたが、地形やルート、歩き方などプロに教えて頂きながら登り、安心感が大きかった事で十二分に楽しめました。雪山や八ヶ岳についても大変勉強になり、普段の登山では出来無い経験が出来ました。
参加者の体力を踏まえてルートや時間の調整をしてくださったのもとても良かったです。
今度は、アイゼンに是非チャレンジしてみたいです！」（30代女性A.Y.様）
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