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八子ヶ峰 すずらん峠~中峰 スノーシューコース

八ヶ岳の展望所  八子ヶ峰

八子ヶ峰 スノーシュー ガイド
八子ヶ峰(中峰)山頂からの蓼科山~北横岳

八子ヶ峰は、八ヶ岳連峰の北西部に位置し、東峰、中峰、西峰の3つのピークをもつ台地上の山。稜線からの眺めがよく、八ヶ岳をはじめ南アルプス、中央アルプス、御嶽山、北アルプスが一望できる。なだらかな山容は、冬のスノーシューコースとしておすすめだ!

 

すずらん峠~八子ヶ峰(中峰)

八子ヶ峰 スノーシュー ガイド
駐車スペースの奥からコースははじまる。

蓼科山の登山口でもあるすずらん峠苑地を起点に、八子ヶ峰の中峰までの往復コースを紹介する。

 

蓼科山とはビーナスラインを挟んで反対側に八子ヶ峰の登山口がある。

八子ヶ峰 スノーシュー ガイド
積雪時は夏道と違い道が何本もトレースされている。

樹林帯を登っていき、樹林が開け草原の中を進むようになると、後方に蓼科山や北横岳が見えてくる。

八子ヶ峰 スノーシュー ガイド
今は営業を終了したヒュッテアルビレオ

標高差100m(約20分)ほどを登り切り、分岐を右上方向に進むと、前方に三角屋根のヒュッテアルビレオ(現在は営業していない)の建物が見えてくる。

八子ヶ峰 スノーシュー ガイド
八子ヶ峰最高峰・東峰頂上

ヒュッテアルビレオを過ぎたすぐ先に道標の立つ八子ヶ峰の最高峰(東峰1869m)の山頂がある。

八子ヶ峰 スノーシュー ガイド
稜線歩きが続く

 

東峰からは少し下り、次のピークに登り返していく。いくつかのピークを越えながら進む稜線歩きは、遮るものがなく眺望に優れている。

八子ヶ峰 スノーシュー ガイド

4つ目くらいのマウンドの先はいよいよ中峰山頂となり、しらかば21スキー場リフトの最上部にあたる。

 

 

八子ヶ峰 スノーシュー ガイド

 

中峰(1833m)からは、前方に霧ヶ峰高原の車山が見え、背景には北アルプスの山並みが広がる。

八子ヶ峰 スノーシュー ガイド
中峰ピークからの眺望

後方には八ヶ岳最北端の蓼科山から北横岳、縞枯山、茶臼山と八ヶ岳連峰の連なりが一望できる。

八子ヶ峰 スノーシュー ガイド
まさに八ヶ岳の展望所といわれる所以である。
八子ヶ峰 スノーシュー ガイド
復路は八ヶ岳を眺めながらの贅沢な稜線歩きが楽しめる。

 

帰りは八ヶ岳を前方に眺めながら往路を戻る。

ヒュッテアルビレオ

2023年に営業小屋としての役割を終了している。

ちなみにアルビレオとは、白鳥座のくちばし部分の恒星の名称。

八子ヶ峰・スノーシューコースマップ

<コースデータ>

コース:すずらん峠苑地(蓼科山登山口駐車場)~八子ヶ峰(中峰)往復

標準コースタイム:往復2時間30分ほど

その他:蓼科山の駐車場(30台ほど)、トイレあり

注意点:

※このコースは稜線闊歩が楽しめるが、風が強いと稜線では遮るものがないため、もろに強風を受けることになる。

 

八子ヶ峰スノーシューコース 白樺湖ロイヤルヒルスキー場からのコース