１日目は観音平から編笠山山頂経由で青年小屋の行程。編笠山山頂直前で雨が降り始めましたが、元気よく全員で編笠山山頂を踏むことが出来ました。

青年小屋到着後は、水場への水汲み、テントの設営、夕食のカレー作りと忙しくも楽しい時間を過ごしました。

テントは３張り、テン場ではなく編笠山側の庭に張りました。

皆で作ったカレーは格別の味。少し作り過ぎて何杯もおかわりしました。

夕食後はテントで寝る準備をしてから、食堂で山の学校校長先生のお話を聞きました。

８：３０就寝、子供たちを寝かしつけてからは大人の時間！

翌朝は６時起床でしたが、子供たちは４時半くらいから起きて庭で遊んでいました。聞けば夜に起きて星空も見たとのこと。元気いいね。

朝は小屋食で青年小屋の美味しい朝食をいただきました。

２日目は、青年小屋から権現岳を目指しました。

権現岳への稜線は高山植物の宝庫。高山植物を観察しながら、岩場やクサリ場も難なくクリアしていきます。

高山植物は、ゴゼンタチバナ、コケモモ、ミヤママンネングサ、シコタンソウ、ミヤマオダマキ、イワベンケイ、タカネバラ、ムシトリスミレ、シコタンハコベ、クロユリ、ウサギギク、コマクサなどなど、いっぱいお花を見ることが出来ました。

天候に恵まれ、富士山をはじめ南アルプスや八ヶ岳の山々も一望出来ました。全員で権現岳登頂、記念撮影後、青年小屋へと戻りました。

青年小屋に戻るとお昼のおにぎりをいただき、編笠山の巻き道経由で観音平へと下山しました。

子供たちにとっては皆でテントで寝たり、自炊したり、高山の登山と貴重な経験になったことでしょう。２日間全員歩き通すことができ大変立派でした。