残雪期からはじめる雪山登山 甲武信岳
2024年4月15日(月)に残雪の甲武信岳に日帰りで登頂してきました。
甲武信岳への最短ルートでもある、毛木平登山口からの千曲川源流を辿るコースです。お客様は前泊され、朝早いスタートでした。
登山口にはもう雪はありませんが、標高1900mくらいから残雪を踏むようになります。
ナメ滝付近から残雪も豊富になり、6本爪アイゼンを装着して登りました。
登山口から約3時間、千曲川源流碑に到着。道標も埋まり、この時期は源流も雪の下に隠れてしまいます。
源流碑から急登を登り奥秩父の縦走路にでます。稜線も雪に埋まっていましたが、雪が締まっていて歩きやすい状況でした。ここから30分ほどで甲武信岳山頂です。
山頂には雪はなく、岩場が露出していました。
今回のお客様は、残雪の山を何度か歩き、厳冬期も軽アイゼンで登れる山を経験されてきました。夏山もこれからいろいろと経験され、八ヶ岳の縦走なども検討されており、いよいよ来シーズンからは、本格的な雪山登山を目指される意向です。
夏山からいきなり厳冬期の雪山に来られる方が多い中、残雪期からはじめる雪山登山、賢明な判断です。
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