北八ヶ岳 スノーシューで巡る縞枯山・茶臼山~雨池周回コース

北八ヶ岳の深い雪の森をスノーシューで巡るロングコース

北八ヶ岳ロープウェイ利用、縞枯山~茶臼山プチ縦走~麦草峠~雨池  周回コース


八ヶ岳 スノーシュー コース ガイド
行程後半の雨池

北横岳や縞枯山だけでは物足りない方におすすめ、北八ヶ岳の深い雪の森をスノーシューで巡るロングコースを紹介しよう。コースは北八ヶ岳ロープウェイの山頂駅を起点に、雨池峠~縞枯山~茶臼山~麦草峠~雨池~雨池峠~山頂駅と周回する、全長約10㎞のコース。全行程スノーシューで歩ける。縞枯山・茶臼山のプチ縦走、それぞれの展望台からの眺望もよく、この時期ならではの雨池横断など雪まみれのロングコースが楽しめる。

 


山頂駅~縞枯山~茶臼山

八ヶ岳 スノーシュー 周回コース 情報
縞枯山~縞枯展望台は眺望が開ける。

このコースの起点は北八ヶ岳ロープウェイ(ピラタス蓼科スノーリゾート)となる。コース途中には、縞枯山荘、麦管ヒュッテといった山小屋がある。(但し、冬期は営業していないこともある。)

 

山頂駅~茶臼山までのコースは以下をご参照ください。

縞枯山~茶臼山  雪山コースガイド

 

茶臼山~麦草峠

八ヶ岳 スノーシュー 登山コース ガイド
大石峠の道標 積雪の多い時期は背丈ほどの道標がご覧の通り。

茶臼山からは南東方向に急な斜面を標高差で100mほど下り、傾斜が緩やかになると少し樹林が開けた場所にでる。この辺りはややコースが分かり難いが、右方向に折れ道標を目安に更に下っていくと、大石峠にでて五辻・オトギリ平からの道を合わせる。大石峠付近は積雪も多いところ。 

八ヶ岳 スノーシュー トレッキング コース ガイド
茶水池 苔の森の看板がある。

左に折れて平坦な道を進んで行くと樹林がきれ左に茶水池(積雪期は雪に覆われていて池であることがわからないかもしれない。)、前方に国道299号線(メルヘン街道)が横切り、その先に麦草ヒュテがある。

 

茶水池を左に折れ、雨池へと向かう。

八ヶ岳 スノーシュー トレッキング コース ガイド
麦草ヒュッテ

麦草峠~雨池~山頂駅

八ヶ岳 スノーシュー 登山コース ガイド
麦草峠~雨池 登山道から林道にでる。

麦草峠からは多少のアップダウンはあるものの、下り基調の道が続く。

雨池からは林道を経由し、雨池峠へは最後の登りとなる。

 

詳細は以下の白駒池からのコースの「麦草峠~雨池~山頂駅」をご参照ください。

麦草峠~雨池~山頂駅 雪山コースガイド

 


コース図

八ヶ岳 スノーシュー 周回コース図

コース断面図

※最高点は縞枯山/4.2キロ地点が麦草峠、6.9キロ付近が雨池

八ヶ岳 スノーシュー コース ガイド 断面図

<コースデータ>

コース:北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅~(60分)縞枯山山頂~(30分)茶臼山~(50分)麦草峠~(60分)雨池~(80分)雨池峠~(20分)山頂駅

コースタイム:全行程 約5時間

距 離:約9.5㎞

高低差:北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅(標高2230m)、最高点:縞枯山(標高2403m)、最低点:雨池付近(2050m)、標高差350m

山小屋:縞枯山荘、麦草ヒュッテ(但し、冬期は閉鎖されていることもある。)

ガイドからのアドバイス:山小屋の営業状況は事前に要確認。

・茶臼山~麦草峠~雨池は登山者も少なく、麦草峠~雨池は地形が平坦故、道に迷いやすい。

・積雪状況によりコースタイムは大幅に変わるので、時間に余裕をみたい。

・行程が長いので、体力に自信のない方は、麦草ヒュッテ又は白駒荘に1泊するとよい。