赤岳日帰り3連戦
2023年9月の赤岳の日帰り登山ツアーの様子です。
9月上旬は個人的な登山にうつつを抜かしていた反動で、9月中旬から立て続けに3回赤岳にお客様をお連れしました。
最近の山の天気は、ガスっていることが多く、少々の雨に降られることもしばしば。そんな天候に負けず元気に皆さん赤岳登頂を果たされています。
9/15(金)は若者10代女子。小学校の学校登山で登山に目覚め、八ヶ岳では硫黄岳や天狗岳の経験がある方でした。
さすが若者、なんなく登頂。残念ながら山頂付近はガスがかかり山頂からの景色はのぞむことが出来ませんでした。
体力的にも時間的にも余裕があったので、下山は地蔵尾根から下りました。
驚いたことに、この時期なのにまだコマクサが咲いていました。
9/21(木)も若者20代男子。
この日はもっと天気が悪く、行者小屋より上ではガスがかかり風の強い日でした。午後からは風雨が強まる予報でしたので、早めの行動を心掛けました。
稜線では強い風に吹かれましたが、歩くのに支障をきたすほどではありませんでしたので、山頂まで行きました。
風向きを考え岩陰で休むこともでき、下山時には少し降られましたが無事に行者小屋に辿り着きました。
さすがの若者男子は、赤岳を往復6時間で終え、お昼前には下山していました。
悪天の平日、この日赤岳に登頂したのはおそらく4組ほどだろうと思います。
多少の風雨に負けない精神力が登山には必要です。
9/24(日)は前の2回に比べ良い天気に。この日は募集ガイドプランで秋晴れの登山日和になりました。
少々時間は掛かりましたが無事登頂でき、富士山もよく見え山頂からの眺めは最高でした。
日曜日とあって登山者も多く、山頂直下のクサリ場では行列ができるほどでした。
穂高や劔に登られた経験のある方でも、行者小屋から上部の急登ではかなりキツイです。赤岳はそのくらい急峻な岩峰です。
標高2300mの行者小屋付近ではナナカマドが色付きはじめていました。
9月も下旬となると八ヶ岳山麓でも最低気温は10℃~15℃ほど、山では0℃~5℃ほどになります。
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