１日目の仙丈ヶ岳は、沢沿いの道から馬の背、稜線へと続く甲斐駒ヶ岳の眺めもいい藪沢コースで登り、下山は小仙丈から北沢峠への尾根道を辿りました。

仙丈ヶ岳の特にこのコースでは高山植物も豊富に見られ、ダイモンジソウ、ウサギギク、マルバダケブキ、ハクサンフウロ、ミヤマシシウド、イブキトラノオ、テガタチドリ、タカネナデシコ、ミヤマミミナグサ、ミヤママンネングサ、チシマギキョウ、イワベンケイ、イブキジャコウソウ、タカネツメクサなど沢山の高山植物が見られました。

沢沿いの道では滝も見られます。途中には馬の背ヒュッテや仙丈小屋などの山小屋も通り、トイレや飲み水の心配も解消できるコースです。

今回、仙丈小屋の少し手前で、雛４羽を連れたライチョウ親子にも出会いました。

２日目の朝食は山荘のお弁当を持参し早朝にスタート。甲斐駒ヶ岳は、長衛小屋から仙水峠を経て駒津峰、甲斐駒ヶ岳に登り、下山は駒津峰に戻り、双児山を経て北沢峠に至るコースを辿りました。通常は逆コースを基本としていますが、今回はこもれび山荘のオーナーおすすめの反対回りで歩いてみました。

甲斐駒ヶ岳は仙丈ヶ岳に較べると高山植物の花が少ないのが特徴です。

駒津峰（六合目）から先は、アップダウンのある岩場も多くなり、クサリ場もでてきます。

最後は花崗岩が風化した急な砂礫地を登り甲斐駒に登頂しました。

「天候に恵まれ希望の行程を怪我無く無事にまわれてよかった。周遊のコースどりがとてもよかったです。

今後は裏銀座縦走、温泉や食事の美味しい山小屋、景色の良い山へのんびり行ってみたいと思います。」