ゴールデンウィークの後半戦の初日とあって、上高地～明神～徳沢は大勢の登山者や観光客で賑わっていました。

今回のコースは、徳沢から長塀尾根の往復です。

標高2000ｍくらいまでは雪はなく夏山登山とかわりません。その後ちらほらと残雪が出てきて、雪山らしくなってきます。

長塀山の手前当たりからアイゼンを装着しました。長壁山山頂からはからは、八ヶ岳、南アルプス、富士山までのぞめました。 

妖精の池を過ぎると展望が開け、穂高連峰～大キレット、槍ヶ岳をまじかにのぞむことができました。

稜線の登山道にはほとんど雪はなく、アイゼンを外し、蝶ヶ岳に登頂しました。

蝶ヶ岳ヒュッテにチェックイン後は、時間がたっぷりあったので、フリータイムとし、ヒュッテの周辺を散策したり、穂高連峰の絶景を楽しみました。

15：00からはおやつを食べながら、簡単な座学講習を行い、今シーズンの雪山を振り返り、質疑応答、意見交換をしました。

翌朝は4：30に起床、外に出て日の出を待ち、見事な朝焼けを見ることができました。

朝食後、身軽な格好で蝶槍を往復し、稜線闊歩と北アルプスの絶景を楽しみました。

下山では、参加者に先頭を歩いてもらいました。ルートファインディングやアイゼンの装着・脱着、歩くスピードや休憩のタイミングなどを参加者自身に判断してもらい、アドバイスをしながら雪山の締めくくりとしました。

今回ご参加いただいたお客様からは、

「天気も良くて、夕日も朝日も見れて最高でした！座学や下山は先頭を歩くことでとても勉強になりました。初心を忘れずに、安全にこれからも楽しみます。」（女性参加者R.O様）

「素晴らしい2日でした。まだ､日も経っていませんが、すごく過去の様な気がして、また､行きたいですね。天気に恵まれ、アルプスの山々に魅了させられる理由がわかりました。初の北アルプスでの雪が残る山でしたが、安心して登れました。穂高に登ってみたいと感じました。

下山では後ろから見られるという少し緊張感があり、的確なアドバイスがあってよかったです。」（男性参加者Y.F様）

などのご感想をいただきました。