軽アイゼンで歩く残雪登山
2023年4月16日(日)に唐沢鉱泉~中山展望台まで軽アイゼンで登ってきました。
当初、蓼科山の残雪期登山のガイドの予定でしたが、蓼科山の残雪が少なくなっていたので急遽場所を変更し、残雪の多い唐沢鉱泉からのコースに変更し実施しました。
唐沢鉱泉からのコースは、登山口の標高も高く、樹林帯の中の道が続くため積雪が多く残っていました。
登山口付近には積雪はありませんが、20分ほど登っていくと、凍結した道が続き、早速アイゼンを装着しました。
渋の湯分岐を過ぎると、山は積雪に覆われていました。昨日の雨もあってか、登山道沿いの沢は雪解け水で水量を増しており、登山道にまで雪解け水が流れ出していました。この時期特有の光景です。
凍結した登山道の上を水が流れている状況で、もはやアイゼン無しには通行困難な状態です。
黒百合ヒュッテを過ぎた中山峠付近では一部夏道が出ている状態でしたが、さらに進んだ樹林帯の中では豊富に残雪がありました。
中山山頂は樹林帯の中にあり展望はありませんが、少し先には中山展望台があり、ここからは蓼科山から天狗岳までがのぞめます。
展望台では風が強く、記念撮影をしてすぐに引き返し、天狗岳の見える中山山頂付近で昼食をとり来た道を戻りました。
今回は長時間アイゼンを付けて歩きましたので、軽アイゼンを始めて付けて歩くお客様にとっては、よい経験になったことと思います。
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