ロングコースで登る北横岳
2021年12月4日と14日、雪が付いた初冬の北横岳に登ってきました。
この時期はロープウェイは運行していませんが、北八ヶ岳登山口(ピラタス蓼科スノーリゾート)から軽アイゼンとストックで登ることが出来ます。
ロープウェイが運行していない4月の残雪期や11月中旬から12月中旬の初冬期におすすめのプランです。
登り始めは少し急な道ですが、すぐに傾斜は緩み、なだらかな道が続きます。
この時期は1日違うだけで、積雪量や雪景色が変わります。アイゼンを装着するタイミングも変わってきます。
スキー場を横切り、少し進むとゲレンデの脇の急坂を登るようになります。今回のコースではここが一番辛いところかもしれません。
よく冷えた早い時間には、霧氷も見られます。
登山口から約2時間、山頂駅に到着。まだ積雪量は少ないですが、素晴らしい雪景色に出会うことが出来ました。
ロープウェイを利用すれば10分ですが、下から苦労して登った甲斐があります。
山頂駅からは、ロープウェイを利用した場合と同じコースです。坪庭を通り、北横岳ヒュッテを経由して、山頂へと向かいます。
無事山頂に到着。
山頂からは八ヶ岳連峰が一望できました。
山頂から北横岳ヒュッテに戻り、昼食をとりました。
昼食後、七ツ池に立ち寄りました。
すでに池は凍り雪原になっていました。
帰りは、往路を下山。
苦労して登った甲斐のある北横岳登山となりました。
今回の参加者はすべて雪山入門者でしたが、皆さん登頂することができました。
下から登る北横岳のロングコースは、雪山初心者にとっては歩き甲斐があり、雪山のよいトレーニングにもなります。これから雪山をはじめようとする方は、今回のコースのように、まずは軽アイゼンで登り3時間くらいの山に登り、自身がついたら本格的な雪山を目指すのがよいでしょう。
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