硫黄岳テント泊ツアー
2022/10/29(土)-30(日)の2日間で今年最後のテント泊講習をオーレン小屋で実施しました。テント泊デビュー・入門コースとして登山口から近いテント場に泊り、翌日はテント場を拠点に近くの山に登るというプランです。当日はいいお天気でしたが、気温は朝晩は氷点下の寒い日で、その週のはじめに降った雪も少し残っていました。
初日は、八ヶ岳の桜平登山口からオーレン小屋のテント場まで約1時間30分、重いテント泊装備を背負い歩くのもいい体験になります。
昼食後、早速テントの設営。
テント設営の手順や注意点を解説した後、それぞれで各自のテントを設営してもらいます。
各自のマイホームが上手にできました。
設営後は、テント内整理、しばしのフリータイム後、夕食準備に取り掛かります。この時期は日没も早いので、4時くらいからベンチで一緒に夕食を作りました。
各自の調理道具やレシピが見られるのもテント泊講習ならではです。
それぞれ工夫を凝らしたメニューで上手に調理出来ました。スパークリングワインで乾杯し、それぞれの夕食を美味しくいただきました。
夕食後はフリータイムで、思い思いに過ごし、眠りにつきます。
翌朝は日の出とともに起床、氷点下の凍りつくテントから抜け出し、早速朝食作りに励みます。
氷点下の気温でしたが、テント内では寒さを感じることなく朝までぐっすり寝れたとのことでした。
朝食後は、準備を整え、硫黄岳登山。
今回はオーレン小屋から赤岩の頭を経由して山頂へ、山頂から夏沢峠に下りテント場に戻ります。
途中の登山道は先日降った雪が凍結している箇所もありました。
この日も晴れていいお天気。硫黄岳山頂付近には雪はなく、山頂からは冠雪した赤岳などの雄大な南八ヶ岳の稜線をのぞむことが出来ました。
下山の夏沢峠までの道も凍結していて、軽アイゼンを装着して下りました。
テント場に戻り、テントを撤収。下山途中の夏沢鉱泉でおすすめのランチメニューをオーダーし昼食をとり、下山しました。下山後は日帰り入浴にも立ち寄り、充実した楽しいテント泊ツアーになりました。
テント泊の楽しさや面白さ、その反面の大変さも実感できたようで、来シーズンから少しづつテント泊山行を取り入れてく自信もついたようでした。
コメントをお書きください