テント泊講習(硫黄岳)
2022/8/21(日)-22(月)の2日間でテント泊講習を実施しました。テント泊はじめての方のための、テント泊デビュー・入門コースとしてテント泊体験をしていただくプランです。今回は、八ヶ岳のオーレン小屋のテント場。この日は日曜日でしたのでテント数も少なく、ゆったりとテントを張ることが出来ました。翌日は晴れて硫黄岳に登頂しました。
初日は、八ヶ岳の桜平登山口からオーレン小屋のテント場まで約1時間30分、テント泊装備を背負い歩きました。重い荷物を背負い歩くのも、テント泊のよいシュミレーションとなります。
オーレン小屋に到着後、テント泊の受付を行い、昼食後、テントの設営を行いました。
今回は、当ガイドサービスのレンタル品のテントをご使用いただきました。
設営後は、シュラフやシュラフマットをセットし、テント内の整理をします。シュラフとマットも今回はレンタル品をお使いいただきました。
フリータイム後、夕食準備に取り掛かります。ベンチで一緒に夕食の炊事の予定でしたが、4時頃より雨が降り始め、止む見込みがたたなかったので、各自のテントで炊事をしていただくことにしました。
お客様は、お湯を沸かすだけで食べられるものをご用意されていましたので、短時間でスムーズに夕食をとられていました。
翌朝は、雨が止んだため、一緒に朝食を作りながら、バーナーやコッフェルの種類や特徴、炊事のコツなどを解説しました。
2日目は晴れて、硫黄岳に登頂し、南八ヶ岳(赤岳、阿弥陀岳、横岳)の雄姿をのぞむことができました。
高山植物は、すっかり秋めいてきて、トウヤクリンドウやウメバチソウ、ミヤマアキノキリンソウなどが主役になっています。
山頂から赤岩の頭を経由し、オーレン小屋に戻りました。
テントを撤収し、荷づくりをして下山、途中の夏沢鉱泉でランチをいただきました。
参加者の声
今回ご参加いただきました女性のT.S.さんから、はじめてのテント泊のご感想をいただきましたので、紹介いたします。
「オーレン小屋は初めてのテント泊には最適!」
「雨が降りそうな状況でも、無理に予定を変更したり、急いで行動したりすることなく、適切にかつ臨機応変に行動していただきました。」
「テント設営、撤収に関すること、食事準備のポイントなどを教えていただき、山テント泊のイメージがつきました。オーレン小屋コースは初めてのテント泊には最適の行程だと思いました。ステップアップコースもモデルプランがあるとより経験を重ねられてよいと思います。」
「空模様が安定せずドキドキしましたが、うまく雨を回避しつつ初めての山中テント泊体験を楽しみました。八ヶ岳についてもいろいろ教えていただき、新たな魅力の発見にもつながりました。」
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