肩の小屋に泊まる北岳登山
2022/8/1-2の2日間で、肩の小屋1泊北岳登山に行ってきました。
天候にも恵まれ、北岳のお花畑を満喫することができました。
コースは、大樺沢下部の架設橋が設置されおらず、白根御池小屋経由で二俣へ。八本歯のコルを経て北岳に登頂、肩の小屋に泊り、翌日は草スベリコースで下山しました。
二俣から大樺沢沿いを通り八本歯のコルを目指します。
この時期は雪渓脇の夏道が通れるので、アイゼンは不要でした。
大樺沢沿いは様々なお花が咲き乱れ、本当にお花畑といった感じでした。
梯子や階段が連続する道を苦労しながら辿り着いた八本歯のコルでは、タカネビランジが出迎えてくれました。
北岳山荘は今年は休業ですが、北岳山荘に向かうトラバース道に立ち寄りました。
トラバース道では、この時期キンロバイをはじめ、イブキジャコウソウ、ミヤママンネングサ、イブキボウフウ、チシマギキョウ、ミヤマオダマキ、イワベンケイ、ミネウスユキソウ、タカネコウリンカ、タカネヒゴタイ、キタダケトリカブト、キタダケヨモギなどが咲き乱れていました。
トラバース道分岐から北岳山頂を挟んで肩の小屋までもお花畑は続きます。
タカネツメクサ、イワツメクサ、シコタンハコベ、ミヤマミミナグサ、シコタンソウ、ヒメコゴメグサ、タカネヤハズハハコ、ハハコヨモギ、タカネマンテマなどの貴重な花が見られました。
山頂を越え、今回の宿泊先である肩の小屋に向かいました。肩の小屋は建て直し中で、9月には完成、来年から新しい小屋に宿泊可能とのことでした。
肩の小屋前からは朝日に浮かぶ富士山が見事でした。
2日目は、マルバダケブキが一面に咲く草スベリコースを下り、白根御池小屋でゆっくりと休み、昼前には広河原に下山しました。
参加者からは、天候にも恵まれ夏の南アルプスで沢山のお花に出会えてよかったとのご感想をいただいております。
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