子供たちと登る日向山登山
2022/7/16(土)、「北杜・山の学校」の第1回目の登山、日向山登山が実施されました。「北杜・山の学校」は小中学生を対象とした全6回の登山教室で、今年は、北杜市主催、ノースフェース協賛、校長役に登山家の花谷泰広氏をお迎えしての開催となりました。八ヶ岳、南アルプス、奥秩父に囲まれた自然豊かな北杜市を舞台に、登山を通じて、子供たちに北杜市の魅力と自分で考え、判断し、行動することを醸成することを目的としています。私は3回の登山のガイドを担当しています。その他、クライミング教室や登山道整備なども予定しています。
第1回目の登山は、南アルプスの山頂が花崗岩の白砂で人気の山「日向山」。この日の参加者は小学5-6年の10名(男子3名、女性7名)でした。天気は午前中はくもりで、午後は雨となりましたが、元気よく雨の中を下山しました。
2回目は八ヶ岳の編笠山、3回目は奥秩父の瑞牆山を予定しています。
コースは、尾白川渓谷駐車場をスタートに、矢立石登山口を経由して山頂に至る行程。登山始めての子もいる中、急登を含む3時間の行程は、登りごたえのあるもの。
尾白川渓谷駐車場で、父兄に見送られ、急登を喘ぎ登り、矢立石を目指しました。
矢立石からは傾斜も緩み、歩きやすい道が続き、全員無事に登頂を果たしました。拍手で皆の健闘を称えました。
残念ながら天候が悪く、山頂からの展望をのぞむことはできませんでしたが、雨には降られず山頂で昼食をとることができました。
山頂ではお湯を沸かし、温かい飲み物や、ガスバーナーで炙りポップコーンを作ったりしました。
山の上手な下り方などをレクチャーしながら下山しました。
下山の途中から雨が降り始め、初回からレインウェアにお世話になりました。
後半は雨も強くなりましたが、最後まで歩き通し皆立派でした。
山の学校、最初の登山、雨の中を歩くというおまけが付きましたが、とてもいい経験ができ、印象に残る山登りになったことと思います。参加者の子供さんからは、「山頂で食べたお菓子は人生で一番美味しかった。」とのご感想がありました。
この経験を活かし、次回の編笠山(青年小屋1泊)に繋げてもらいたいと思います。
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