登山の起点となるのは、西岳の西麓にある富士見平高原。ここからまずは西岳を目指します。

ここ最近急激に気温が上昇したせいか、山のお花は一斉に開花していました。

この日は天気もよく、西岳山頂からは富士山、南アルプス、八ヶ岳の山々をのぞむことができました。

午後から雷雨の心配もありましたが、山小屋までは雨に降られずに済みました。

西岳では、キバナノコマノツメ、コケモモ、ゴザンタチバナ、マイヅルソウ、ミツバオウレン、シロバナノヘビイチゴ、イブキジャコウソウ、ハクサンフウロ、ツマトリソウ、ムカゴトラノオなどのお花が見られました。

西岳山頂での昼食タイムでゆっくりした後、宿泊先の青年小屋に向かいました。青年小屋までの道は苔生した森の中を歩きます。途中で地形図の見方や現在地の確認など読図の解説なども行いながら歩きました。

水場の「乙女の水」に立ち寄り、美味しい水を味わい、青年小屋に向かいました。

青年小屋周辺では、クロユリ、イワカガミ、ミヤマキンポウゲなどが咲いていました。

小屋でゆっくりと過ごし、青年小屋の美味しい食事やコーヒーをいただき、はじめての山小屋生活を楽しんでいただきました。

翌朝は５時起床、朝食後出発、編笠山に向かいました。

朝早い山の様子や編笠山山頂からの景色を見ることができ、山小屋泊ならではの醍醐味を味わっていただきました。

編笠山では、ウスバスミレやササバギンランなどが見られました。