テント泊講習(瑞牆山)
2022/6/25(土)-26(日)の2日間、瑞牆山・富士見平小屋のテン場でテント泊講習を実施しました。テント泊講習は、瑞牆山と八ヶ岳(オーレン小屋)の2コースから選べますが、今回は瑞牆山の富士見平小屋で実施しました。土曜日とあって富士見平小屋のテント場は足の踏み場もないほど大勢のテント泊の登山者が訪れていました。
初日は、瑞牆山荘前の登山口から富士見平小屋のテント場まで約1時間の行程です。テント泊はじめての方にとっては、重いテント泊装備を背負って登ることもよい体験となります。ここからテント泊講習ははじまっています。
富士見平小屋に到着後、テント泊の受付を行い、早速、テントの設営を行いました。はじめにガイドがテントを設営しながら、手順や注意点を解説します。
その後各自のテントを一人ずつ設営してもらいながら、アドバイスをしたり、それを見ながら別のお客様が質問したりと意見交換をしていきます。
いろいろなタイプのテントがあるので勉強になります。
ひと通り設営が終わり、昼食を済ませた後は、テント内の整理・整頓の留意事項を説明し、各自で実施していただきました。
しばしのフリータイム後、夕食準備に取り掛かります。
水場で水を汲み、その後ベンチでバーナーやコッフェルの種類や特徴などを説明しながら、各自思い思いの夕食を作りました。
夕食タイム後は、就寝の注意点や準備を行い、それぞれテント内で過ごし、夕闇迫るころに就寝。時折強い雨の降る夜でした。
翌朝は天気は回復し、朝食後、瑞牆山山頂を往復しました。テント泊ははじめてでも、登山は慣れていらっしゃる方々でしたので、午前中には富士見平小屋に戻り、テントを撤収し、下山しました。
参加者の声
今回ご参加いただきました女性のY.M.さんから、はじめてのテント泊のご感想をいただきましたので、紹介いたします。
「雨の中でも一晩眠れたので自信がつきました。」
「初めてテント泊をするにあたり、ツアーでなく個人で教えてくれる所を探していました。無理のないプランで助かりました。
教えられた通りフライシートをなるべく離して張ったからか、ベンチレーションをずっと開けっぱなしにしていたからか、テントの結露を心配していたのですが杞憂でした。雨の中でも一晩眠れたので自信がつきました。
鳥の鳴き声を教えていただけたのが嬉しかったです。また忘れてしまうとは思いますが…。」
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