シャクナゲの花は、わずかに山頂付近に咲き残っていましたが、ほぼ終わりの状態でした。

林床には、キバナノコマノツメやツマトリソウが見られました。

桃太郎岩を過ぎると、鎖場がでてきます。一枚岩の長い鎖場が２箇所続きます。クサリのない岩場も断続的に現れ、登りやすいところを見つけながら登りますが、岩は湿っていて滑りやすく苦労するところもありました。

左手に巨大な大ヤスリ岩が見えると山頂まであと少し。みずがき自然公園からの登山道と合流し、最後の鎖場があります。この鎖場は直登するものと、左からトラバースして登るものとがあります。さらにその上に短い鎖があり、登高下降ともに苦労するところです。

山頂には登山口から約３時間ほどで着きました、苦労して登った甲斐あって、達成感の感じられる山行だったと思います。

「色々な話を聞きながら登れて、楽しかったです。個人で行っていたら、どこかしら痛めたと思いますが、筋肉痛にもならず、やはり自分で登るのとは違うなぁと思いました。

ちょこちょこアドバイスをいただいて、安心して登れました。小さい花にも自分では気づけなかったです。」