南八ヶ岳 2022開花情報
2022/6/13現在の南八ヶ岳に咲く高山植物の開花状況についてお伝えします。今年は例年に比べやや開花が遅い感じです。
標高1600m付近ではレンゲツツジが見頃でした。
標高1900m辺りの樹林帯では、イワカガミやキバナノコマノツメが咲いていました。ツマトリソウも咲き始めています。
標高2100~2300mの針葉樹林の林床にはミツバオウレンやヒメイチゲが見られました。
標高2600m付近にはクモイコザクラが咲いていました。クモイコザクラは八ヶ岳の山麓では5月中旬頃に開花しますが、標高の高いところでは1ヶ月くらい後に咲きます。
南八ヶ岳稜線のツクモグサはほとんどがまだ写真のような状態でした。昨年の今頃は開花していましたが、今年は少し遅いようです。
チョウノスケソウも蕾が膨らんできていますが、開花しているものはほとんどありませんでした。1週間後くらいには花を咲かせているものも多くなりそうです。
イワウメもほとんど蕾の状態。
ウルップソウもまだ少し早いです。
既に開花しているのは、オヤマノエンドウ、ハクサンイチゲ、ミヤマキンバイ、キバナシャクナゲなど。
まだ開花しているものは少ないですが、チシマアマナ、ミヤマタネツケバナなども咲き始めていました。
地味なところでは、ミネズオウ、コメバツガザクラ、ウラシマツツジ、イワヒゲなども見られます。
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