蝶ヶ岳 雪山登山ツアー
GW明けの土日、2022/5/14₋15で実施した「蝶ヶ岳1泊雪山登山」の様子です。
今回は初日の天候があまりよくなく、昨日から降り続いた雨はすっきりと上がらず、小雨が降ったり止んだりでした。長塀尾根のコースは長丁場でしたが、無事蝶ヶ岳ヒュッテに到着。2日目に蝶槍を往復しました。
これまで何度も雪山をご一緒したお客様でしたので、安心して2日間を過ごすことが出来ました。
初日は天気があまりよくなかったせいか、上高地や登山道は閑散としていました。
徳沢まで約2時間、のんびりと歩きました。ちょうどニリンソウの見頃で、道の両脇は白い花で埋め尽くされていました。
徳沢で長めの休憩をとった後、長塀尾根に取り付きます。はじめは雪はなく、急な登りが続きます。
標高2000mを過ぎる頃から雪を踏むようになり、雪を踏み抜かないよう注意しながら登ります。雪質は硬く踏み跡が不明瞭な箇所もありました。
長塀尾根に取り付いてから約3時間、やっとのことで長塀山に到着。山頂からはほとんど展望はありません。
長塀山からは少し下り、平坦なコースを進み、妖精の池の縁を通っていきます。
妖精の池を過ぎると、いよいよ森林限界となりますが、森林限界に出たとたんに積雪がなくなっていました。ここでアイゼンを外し蝶ヶ岳に向かいました。
稜線上には既に雪はない状態でした。
この日は早めに蝶ヶ岳ヒュッテに到着し、ゆっくりと過ごしました。夕方には天気も回復し、穂高連峰に沈む夕日を拝むことが出来ました。
翌日朝に、蝶槍を往復しました。
天気は高曇りでしたが、穂高連峰から槍ヶ岳までの展望はバッチリでした。
蝶槍から戻り、蝶ヶ岳山頂で記念撮影後、名残惜しい気持ちで下山しました。
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