編笠山 雪山登山3
2022/2/14編笠山にお客様をお連れしました。12月以来の久しぶりの編笠山です。この日は前夜にまとまった降雪があり、山では20-30㎝の積雪増となっていましたが、珍しく風もほとんどなく登山日和となりました。
昨晩の降雪でトレースはなく、途中までスノーシューで登り、その後アイゼンとピッケルで登り、森林限界より上ではラッセルでの登高となりました。
今回のお客様は昨年当ガイドプランで蓼科山、天狗岳に登られたリピーターの方で、基礎がしっかりとしているので安心して山頂まで登ることが出来ました。
林道も雪に覆われ、ツボ足では歩けない状態。
シャクナゲ公園付近まではスノーシューが手放せませんでした。
森林限界手前の岩場ではアイゼンに履き替えて登りましたが、岩場も雪に覆われ段差が小さくなった分、歩きやすい状態でした。
森林限界を越えると、岩場はほとんど雪に覆われ、トレースもなくラッセルを強いられました。
いつもより1時間余計に掛かり山頂に到達しました。
天候は朝の内はくもっていましたが、徐々に回復し、山頂では周辺の山々の雪景色がのぞめました。
幸いにも風はほとんどなく、穏やかな山頂でランチをとることが出来ました。
今回は編笠山では珍しい気象条件や積雪の多さを体験することができました。
お客様からも、「新雪の山もラッセルも初めてでとてもいい経験ができ大満足」とのコメントをいただいております。
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