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蓼科山雪山登山6-7 

蓼科山  雪山山行記

蓼科山 雪山登山 ガイド
2/6、2/19とも視界がない状況でした。

2022/2/6及び19、 今シーズン6.7回目の蓼科山の雪山登山を実施しました。

2/6(日)の天候は朝から雪で、終日降雪の中での登山となりました。幸いにして風は強くなかったので山頂まで行くことが出来ました。駐車場は積雪のためスペースが狭くなており、駐車するのに苦労しました。この日の参加者は、ピッケルを使用する雪山登山は初めての方々でしたので、アイゼン、ピッケルワークをひと通り解説しながら実践していただきました。

2/19(土)は南岸低気圧が迫り夕方から降雪の予報でした。朝の内は晴れていましたが、徐々にくもり、風も強まってきました。森林限界に達した時は、霧で視界もなく、森林限界より上では強風となっていましたので、今回は山頂を諦めました。シーズン中にはこんな天候のときもあります。

今シーズン初の登頂断念となりましたが、雪上歩行、アイゼンワーク、ピッケルの使い方などひと通りの基本的な雪上技術はお伝えし、実践することがきました。

蓼科山 雪山登山 ツアー
蓼科山の登り始めのカラマツ林の道

この時期は、積雪も多く駐車場も狭くなっており、駐車するのに一苦労です。シャベルで整地し駐車スペースを確保するのが日常です。

 

2/19は朝の内は青空も見えましたが、登るにつれた徐々に雲が多くなってきました。 

 

蓼科山 雪山登山 講習 ガイドツアー
標高2100m付近の様子

標高2100m付近の中間地点では、空は雲に覆われてしまいました。残念ながら今回も遠くの山の景色はのぞめませんでした。 

 

蓼科山 雪山登山 ガイドツアー
標高2400m付近の様子

森林限界付近まで来ると、前方の視界も悪くなり、強風が吹き、登頂を断念せざる負えない状況でした。

登山をはじめて1年以内で、アイゼン・ピッケルを使用した雪山登山に挑戦される方が最近多くなっています。アイゼンを履いて雪山を登るのは決して楽なことではありません。夏山では簡単に登れる山も、雪山では登れないことはしばしばあります。夏山をある程度経験すること、それも1ヶ月に1度程度の頻度ではなく、最低でも2週間に1度くらいの頻度で登り、登山体力を養ってから雪山にのぞむことが大切です。