蓼科山 雪山山行記
2022/1/4に 今シーズン2回目の蓼科山登山を実施しました。今回は募集ガイドプランによりお客様3名様(男性2名、女性1名)とご一緒しました。雪山初心者の方や雪山は初めてという方々でした。
この日は下界は晴れていましたが、山の上には雲が掛かり、曇り後雪という天気で、強風が予想されていましたが、風はそれほどでもなく、無事に山頂を踏むことができました。
午前中は曇り空であたりの景色を見ることができませんでした。積雪は一段と増え、岩の段差もなくなり歩きやすい状況になっていました。
アイゼン歩行、ピッケルの使い方などを解説しながら登りました。途中の崩壊地に出られる場所では、トラバースのときのアイゼン・ピッケルワークの実習も行いました。
標高を上げて行くと次第に風が強くなってきましたが、森林限界を出るところでは風はそれほどでもなく、身支度を整え、いざ山頂へ。
山の東側にまわり込むと更に風は弱まり、全員無事山頂を踏むことができました。
下山のときには、下界が見え、八ヶ岳連峰もかすかにのぞむことができました。
お客様の声
今回ご参加いただいたお客様、女性のS.T様より、今回のご感想をいただきましたので紹介いたします。
丁寧な対応に安心感があった。
雪山初心者のため、事前にメールで色々と問い合わせをさせていただきましたが、毎回丁寧にご対応、ご連絡くださり、大変安心感がありました。
アイゼン歩行を実践で学ぶことができ、自然解説も興味深かった。
雪山初心者で4時間以上の歩行は初めてだったので緊張して臨みましたが、適時休憩と講習を交えてのガイドのおかげで無事登頂することができました。山頂直下の急登はなかなかキツかったですが、アイゼン歩行をしっかり実践で学ぶことができました。
えびのしっぽの出来方(しっぽの方から風が吹いていること)やウサギの足跡について(どれが前足、後足か)などフィールドサインについての解説が興味深かったです。
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