Vol.2 八ヶ岳積雪情報2021
南八ヶ岳の積雪状況
2021/11/28に南八ヶ岳に行って来ました。杣添尾根を登り、赤岳まで稜線を辿り、県界尾根を下るコースです。過去1週間は八ヶ岳も寒気に覆われ、山は雲に覆われる日が続いていましたが、久しぶりに山の上まで晴れた1日でした。八ヶ岳全域はすっかり雪に覆われ、11月にして完全な雪山状態でした。
標高1700m付近の林道もすでに薄っすらと積雪があります。
登山道は登山口(標高1900m付近)から積雪があります。
標高2000mを超えると徐々に積雪も増し、2500m付近では30㎝以上あります。
森林限界(標高2600m付近)を超える辺りからさらに積雪が豊富になり、トレースがないとラッセルを強いられます。さらに高度を上げていくと傾斜も急になり積雪は少なくなりますが、岩場は凍結しています。
稜線は雪は吹き飛ばされ積雪はほとんどありませんが、アイスバーンになっているところもあります。鎖場は鎖はでていますが、凍結して使えない箇所もあります。氷点下10度以下の世界です。
赤岳山頂から県界尾根を下りましたが、すでにトレースはなく、膝まで雪にもぐる箇所もあります。鎖も埋まり、一般装備では通行不可の状況です。例年の12月下旬並みの状況です。
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