瑞牆山荘~金峰山 雪山登山コース
初級~中級者向き雪山コース
日本百名山の金峰山、瑞牆山荘からの登山コースは、奥秩父にありながらアルペンムード漂う稜線歩きが味わえる雪山初級~中級者向きのコース。瑞牆山荘からのコースは所要時間も長い上、金峰山の標高は2600mに満たないが、森林限界が低いため、1時間ほど吹きさらしの稜線を歩くのである程度の体力が求められる。
コース概要
瑞牆山荘までのアクセスは、3月に入ると林道の雪も少なくなり車で入りやすくなる。
コースは瑞牆山荘~富士見平小屋~大日岩~砂払の頭~金峰山山頂の往復。砂払の頭までは樹林帯の中の道で、その後は森林限界を越え岩稜帯の稜線歩きとなる。
コースの詳細は以下の無積雪期の紹介を参照。瑞牆山荘~金峰山登山コース
冬期は山小屋の営業も限定的であり、水場も凍結しているため水の補給は期待できないので注意してほしい。
アルプスを彷彿させる稜線歩きが醍醐味
砂払の頭~山頂に至るコースは、岩峰を縫うように進む雪景色の景観がよいところ。奥秩父らしからぬアルプスを彷彿とさせる稜線歩きができる。
山頂には五丈岩という大岩がご神体として鎮座し、金峰山のシンボル的な存在。
<コースデータ>
コース:瑞牆山荘~(50分)富士見平小屋~(1時間30分)大日岩~(1時間20分)砂払の頭~(50分)金峰山~往路下山
コースタイム:登り4時間30分 下り3時間10分
高低差:瑞牆山荘1510m、金峰山山頂2595m、高低差 約1080m
アドバイス:
・登山時期は、年末年始か3月以降がおすすめ。厳冬期は降雪後はトレースもなくラッセルを強いられることもある。
・砂払の頭からは天候判断が求められる。稜線は北西風を受けやすく、強風時は撤退も覚悟したい。
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