毛木平~甲武信ヶ岳 雪山登山コース
日本百名山、千曲川源流の地を訪ねる雪山初級者コース
奥秩父の日本百名山でもある甲武信ヶ岳。
毛木平登山口から水源の地を経由するコースは、南側の西沢渓谷から登るコースに比べ、標高差も300mほど少なく、コースタイムも1時間半ほど短い。そのため冬期でも日帰りが可能なコースだ。
コース概要
毛木平登山口までのアクセスは、3月に入ると林道の雪も少なくなり車で入りやすくなる。
毛木平から千曲川源流碑までは比較的なだらかな沢沿いのコースで、源流碑から急な斜面を登り、奥秩父の縦走路の稜線に出る。ここもまだ樹林に覆われており、稜線を辿り甲武信ヶ岳の山頂のすぐ手前で森林限界にでる。
山頂までほとんど樹林帯の中を歩くので雪山初心者にとっても有難いコースといえる。
千曲川源流の地
このコースでは、何と言っても千曲川の源流を辿るのが楽しみのひとつ。千曲川は新潟で信濃川に名前を変えて日本海に注ぐ日本一長い河川。全長367㎞の最初の一滴がここからはじまることを考えると感慨深いものがある。
<コースデータ>
コース:毛木平登山口~(3時間)千曲川源流碑~(30分)稜線~(30分)甲武信ヶ岳山頂~(3時間20分)
コースタイム:登り4時間、下り3時間20分
高低差:毛木平1430、甲武信ヶ岳山頂2475m、高低差 約1040m
アドバイス:
・積雪が多い時は、千曲川源流碑まではワカンやスノーシューがあると便利。
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