入笠山 雪山コース情報
スノーシューの醍醐味を味わえるアクセス便利な冬の入笠山へ
南アルプスの北端に位置する入笠山は、富士見パノアラマリゾートのスキー場のゴンドラを利用すれば、1時間足らずで山頂を踏むことができる、手軽で人気の雪山。スノーシューや軽アイゼンでも登ることができ、雪山入門者や初心者でも、12月~3月まで雪山を楽しむことができる。
富士見パノラマリゾートのスキー場の上部までゴンドラで約10分ほどで上がることができ、山頂駅からスキー客と別れを告げ、入笠山への静かなスノートレッキングのコースがはじまる。
初夏にはすずらんのお花畑で有名な入笠湿原をとおり、林道を経由して入笠山の登山道を30分ほど登れば、入笠山の山頂につく。
ゴツゴツした岩のある登山道も雪に覆われると平らにならされた雪の斜面になってしまいので、冬の方がかえって歩きやすいくらいだ。
山頂まで樹林帯の道が続くため、風が強い日でも安心。
山頂からは雪化粧した八ヶ岳連峰をはじめ、富士山、南アルプスの眺めがよい。
入笠湿原や入笠山登山道横のお花畑の斜面には、積雪期には立ち入ることができ、スノーシューなら走り下るダウンヒル体験が楽しめる。また、登山道を外れて踏み跡のない雪の中を思い思いに歩くこともでき、スノーシューの威力を実感できる。
富士見パノラマリゾートのゴンドラは愛犬の乗車も可能なので、雪山に散歩に連れて行くのもおすすめ。
<コースデータ>
コース:山頂駅~入笠湿原~入笠山山頂→往路下山
コースタイム:往路1時間、復路1時間
高低差:入笠山(1955m)、山頂駅(1770m)、高低差225m
アドバイス:山頂は吹きさらしとなるため、冬の北西風が強い時は、南東側(八ヶ岳側)に寄ると直接風に吹かれることを避けることができる。
その他のコース:入笠山山頂を経由せずに大河原湿原までスノーシューコースが整備されているのでこちらもおすすめ。途中には八ヶ岳がのぞめる展望所がある。山頂駅から大河原湿原まで約1時間30分。
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