登山口は茅ヶ岳の北東に位置する観音峠。中央本線竜王駅の北、昇仙峡ライン、林道観音峠大野山線を繋いだ先にあり、周辺は太刀岡山、黒富士、曲岳と山梨百名山がひしめく山域。

登山口には駐車場はなく、林道沿いに停める。

登山口を入り階段を登っていくと、小高い丘にある広場があり、広場の横を通り過ぎると、緩やかに下っていく。

鞍部から登り返していくと、右側の岩壁に沿って登るようになり、ガラガラとした岩が堆積する場所を通り過ぎる。

平坦な道を過ぎると岩場の急登がはじまる。鎖やトラロープが張られている。

鎖場が続き、赤いペンキの矢印を頼りに登っていく。

岩場を上りつめると、小さな「船首岩」の看板があり、ちょっと寄ってみると正面に曲岳がよく見える展望台になっている。。

傾斜は少し楽になり、小ピークを越えて、下っていくと、左前方に目指す茅ヶ岳が見える。ここからの茅ヶ岳はこのコースでしか見れないたおやかな姿を見せてくれる。

その後は緩やかな尾根を登っていき、傾斜が急になりジグザグに道を上がって行くと、金ヶ岳と茅ヶ岳を繋ぐ登山道に合流する。

右方向に登ると金ヶ岳、左が茅ヶ岳方面だ。ここから標高差150ｍくらい鞍部へと下る。ところどころで木々の間から正面に茅ヶ岳を見え、期待が高まる。

鞍部では、石門をくぐり、茅ヶ岳へと登り返していく。

鞍部からは標高差100ｍほどを登り返していくと茅ヶ岳の山頂に到着する。

山頂からは来た道を振り返ると金ヶ岳が見え、その向こうに八ヶ岳連峰が、反対側は富士山、横には南アルプスの山々が連なっているのが見える。

下山は来た道をそのまま戻る。