南八ヶ岳へのメインルート
北沢コース(美濃戸~赤岳鉱泉)紹介
八ヶ岳のメイン登山口といってもいい美濃戸口。八ヶ岳山荘やyatsugatake J&Nがあり、駐車所や茅野駅からの路線バスの発着場所もあり、南八ヶ岳の登山拠点になっています。ここからさらに林道を経由して、歩くと約1時間、車だと15分ほど先に赤岳山荘、やまのこ村、美濃戸山荘があります。赤岳山荘、やまのこ村には駐車場があります。ここから南八ヶ岳の主要な山々、赤岳をはじめ、阿弥陀岳、硫黄岳、横岳への登山コースがあります。
ここでは、赤岳山荘の駐車場から北沢コースを経由して赤岳鉱泉、さらに行者小屋までのコースを紹介します。
赤岳山荘駐車場~赤岳鉱泉(北沢コース)
赤岳鉱泉の駐車場から先は一般車両は通行止め。ここから林道を歩きます。
すぐに北沢の橋を渡り、少し歩くと左手に美濃戸山荘、その先に南沢コースの分岐があります。
南沢コースはここから登山道にはいりますが、北沢コースはさらに林道を進みます。
緩い登りの林道が続きます。50分ほどの林道歩きです。
林道終点まで歩くと広場があり、右に北沢に架かる橋があります。この橋を渡って本格的な登山道に入ります。
ここから赤岳鉱泉までは、沢沿いの緩やかな登山道ですが、何度も沢を渡り返したり、沢沿いの木道を歩いたりと、滑りやすいので注意しましょう。
橋のような沢沿いの木道を通ります。
橋を何度も渡り返し、北沢の右岸、左岸につく登山道を進みます。
前方に横岳の岩壁も見え、最後の橋を左岸に渡ると樹林帯に入ります。
しばらく歩くと、赤岳鉱泉のテント場が見えてきます。
登山道に入ってから赤岳鉱泉まで約1時間10分、赤岳山荘の駐車場から約2時間の道程です。
赤岳鉱泉からは、硫黄岳に向かう道と、行者小屋に向かう道に分かれます。
赤岳や阿弥陀岳へは、行者小屋方面に進みます。
赤岳鉱泉~行者小屋
赤岳鉱泉の入口を通り過ぎ直進します。赤岳鉱泉に並ぶ外用のトイレの前を通り、登山道を進みます。
緩やかな道をしばらく進むと道は大きく右に曲がり登っていきます。
しばらく登り道が続き、上り詰めたところが中山乗越になります。
中山乗越からは緩やかな下りとなり、行者小屋の屋根が見えてきます。
行者小屋の裏手に地蔵尾根コースの分岐があります。
赤岳鉱泉から行者小屋まで40分ほどです。
行者小屋では南沢コースが合流し、ここから赤岳、阿弥陀岳への登山道がのびています。
赤岳や阿弥陀岳だけを目指す場合は、赤岳山荘の駐車場を出発してすぐに分岐した南沢コースを辿れば、行者小屋まで約2時間の行程です。
<コースデータ>
コース:赤岳山荘駐車場~北沢コース~赤岳鉱泉~行者小屋
コースタイム:赤岳山荘~赤岳鉱泉(2時間)、赤岳鉱泉~行者小屋(40分)
標 高:赤岳山荘1690m、赤岳鉱泉2210m 高低差520m
行者小屋2350m 赤岳鉱泉~行者小屋高低差140m
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