入笠山スノーシューガイド
入笠山スノーハイク山行記
2021年2月21日、積雪量豊富な入笠山にお客様とご一緒しました。
入笠山にスノーシューで登頂するガイドプランです。
この日は晴れで気温の高い日でしたが、風がやや強く登頂が心配されましたが、予定通り山頂を踏み、雪化粧したアルプスや八ヶ岳の山々を展望することができました。
風を避け、山頂の東側の斜面にシートを敷いてゆったりと昼食をいただくこともできました。
10:30チケット売場にて集合
富士見パノラマリゾートのチケット売場に集合し、本日の行程やスノーシューの取り扱い方などを説明後、ゴンドラ乗車駅へ向かいます。
スキーヤーやスノーボーダーに交ざり、ゴンドラ山麓駅で乗車を待ちます。休日は15分くらい並びます。
ゴンドラに乗車し、約10分間の空中散歩。この日は晴れてバックに八ヶ岳がよく見えました。
ゴンドラは6人乗りで、グループごとに乗車できます。
11:00山頂駅到着、準備、出発
ゴンドラ山頂駅に到着後、ウォーミングアップ、スノーシューの装着方法、歩き方、注意点などを説明し、歩きはじめました。
歩き始めは皆さん戸惑い気味でしたが、すぐに慣れていただいたようでした。深い雪の中に入っても沈まないことに驚きの様子でした。
はじめに向かったのは入笠湿原です。初夏にはスズランが一面に咲く斜面も雪に覆われ、その上を歩くことができることに驚かれていました。
ゆっくりと斜面を下って行きました。
入笠湿原から上がり一息入れました。
山彦荘の隣にあるトイレは冬期でも使用でき安心です。
入笠湿原から林道を通り、マナスル山荘のある入笠山の登山口へと向かいました。
11:30入笠山登山口
いよいよ本格的な登りとなり、ここからはヒールリフターを使用しました。
この機能に皆さん感動の様子でした。
急坂も楽に登れます。またスノーシューで歩くと滑らずに登れることにも関心していました。
夏だと岩が出ているようなところも、雪で埋もれ平らになり、夏より歩きやすい状況でした。
12:10山頂到着
マナスル山荘から約30-40分ほどで山頂に到着。心配していた風も思ったより強くなく山頂に立つことができました。
記念撮影後、風の影響をほとんど受けない東側の斜面で昼食としました。昼食の際にはホットドリンクをお作りしました。
12:30山頂出発
山頂からは来た道を戻り、途中から誰も踏み入れていない雪の道なき道を下り、「花畑」の上部に出ました。
踏み跡のない雪の中でも、スノーシューを履いていれば、難なく歩けることにスノーシューの威力を感じていただきました。
ここからは広い斜面を下るだけです。
下り斜面では走ることもでき、皆さん童心にかえり、はしゃぎながら駆け下ってダウンヒルを楽しんでいました。
再び入笠湿原を横切り、行きとは違うルートでゴンドラ山頂駅に戻りました。
14:20山麓駅に下山
所要時間約4時間の行程で集合場所のチケット売場に戻りました。
皆さんからは、こんな雪山の楽しみ方があるんだと喜びのお声をいただきました。雪景色の美しさ、ダウンヒルのスリル、スノーシューの威力に感動していただいた時間になったようです。
入笠山スノーハイクガイドプラン
入笠山にスノーシューで登頂する「入笠山登頂スノーハイク」プランでは、3月1日~3月19日の期間、平日限定でお得なプランを用意しました。詳細は以下をご覧ください。
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