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八子ヶ峰スノーシューコース

八子ヶ峰スノーシューコース

八子ヶ峰 スノーシュー ガイド
八子ヶ峰山頂からの蓼科山

八子ヶ峰は、八ヶ岳連峰の北部に位置し、蓼科山の女神茶屋登山口(すずらん峠)から蓼科山とは反対方向に登った、白樺湖方面へ東西に延びる稜線上にあります。

標高は2000m足らずですが、しらかば2㏌1スキー場や白樺湖ロイヤルヒルスキー場の上部に位置し、展望のよいところです。八子ヶ峰は、東峰(標高1869m)と西峰(1833m)に分かれています。

 

今回紹介するのは、白樺湖ロイヤルヒルスキー場から西峰を往復するルートです。

 

ロイヤルヒルスキー場~八子ヶ峰(西峰)

八子ヶ峰 スノーシュー ガイド
ゲレンデ総合案内センターが目印。その横に駐車場がある。

白樺湖の南側にある白樺湖ロイヤルヒルスキー場。ゲレンデ総合案内センターのある駐車場が起点となります。

 

ゲレンデに向かって一番右手にある第2クワッドリフトの右側に登り口があります。

八子ヶ峰 スノーシュー ガイド
スキーヤーやリストに注意しながらこの道にでる。

スキー場を横切り、クワッドリフト乗り場の後ろ側を通り抜けると道があり、リフトに沿って上っていきます。

 

大きくジグザグを描きながら斜面を登っていきます。

ここもスキーコースになっているのでスキーヤーへの注意が必要です。

八子ヶ峰 スノーシュー ガイド
第2クワッドリフトの右側にある道を登る

第2クワッドリフトの右側に道はあり、リフト降り場の上を目指して登ります。

八子ヶ峰 スノーシュー ガイド
霧ヶ峰方面 天気がよければ車山がよく見える

徐々に高度を上げて行くと、後ろに霧ヶ峰高原、車山が見えてきます。

八子ヶ峰 スノーシュー ガイド
リフト降り場の上にでる

稜線に出て、リフト降り場の上に出ます。

稜線上からは八ヶ岳連峰や南アルプスの峰々がのぞめます。

八子ヶ峰 スノーシュー ガイド
稜線からの蓼科山

稜線上を北東方向に進んでいきます。

ここまで来ればスキーヤーに気兼ねすることもありません。

前方には蓼科山も見えます。

八子ヶ峰 スノーシュー ガイド

稜線上を緩やかに登っていきます。

スキー場ははるか下に、その向こうには白樺湖が見下ろせます。

 

 

八子ヶ峰 スノーシュー ガイド

しばらく行くとベンチが置いてあるところがあり、そこを右手(東方向)へ進みます。

 

この辺りから、降雪後はトレースが薄くなっているかもしれません。

道標や赤テープを頼りに進みます。

八子ヶ峰 スノーシュー ガイド

樹林帯の中の尾根上をアップダウンを繰り返しながら進んで行きます。

八子ヶ峰 スノーシュー ガイド
時々樹林の切れ目から前方に蓼科山が見える

トレースがない場合は尾根を外さないよう注意しましょう。

八子ヶ峰 スノーシュー ガイド
しらかば21㏌1スキー場上部

稜線に出てから約1時間ほど歩くと、前方に「しらかば2㏌1スキー場」のリフト降り場が見えてきます。

 

ゲレンデの右端を通り、急斜面を20分程登ると八子ヶ峰の西峰にでます。

 

八子ヶ峰 スノーシュー ガイド
八子ヶ峰(西峰)山頂
八子ヶ峰 スノーシュー ガイド
八子ヶ峰は八ヶ岳の展望所だ!

西峰山頂からは、間近に蓼科山が大きく見え、その右に北横岳、縞枯山、茶臼山と続きます。

さらに右手には八ヶ岳連峰全域が見渡せます。

ここは八ヶ岳連峰の展望所ともいえるほど眺めのよいところです。

 

帰りは往路を戻ります。

<コースデータ>

コース:白樺尾ロイヤルヒルスキー場駐車場~八子ヶ峰(西峰)

標準コースタイム:往路約2時間 復路約1時間30分

注意点:

※このコースは晴れていてトレースがあれば初心者コースですが、降雪後トレースが消えていたり、濃霧の場合は道をよく心得ている方と同行することをおすすめします。また、強風の場合はスキー場上部の稜線や八子ヶ峰山頂は風を直接受けるので注意を要します。

※スキー場のコース脇をとおりの箇所があるのでスキーヤーとの接触には十分注意が必要です。

その他のコース:

※西峰から東峰を往復することも可能です。(往復約80分)

※今回とは反対方向から登ることも可能で、蓼科山女神茶屋登山口(すずらん峠)から東峰~西峰と歩くこともできます。