霧ヶ峰高原フラワーガイド
八島湿原で8月に見られるお花
霧ヶ峰高原の八島湿原へのアクセスは、中央自動車道諏訪ICから約60分、中央本線茅野駅から路線バスもでています。八島ビジターセンターあざみ館の駐車場は、休日は混み合うので、平日がお薦めです。
霧ヶ峰高原にはたくさんのハイキングコースがあり、ご自身の体力に合わせて様々なコースを歩くことができます。八島湿原の周辺は特にお花も多く見られ、人気のエリアです。
6月のレンゲツツジ、7月のニッコウキスゲが人気ですが、8月はお花の種類もグット増え、様々な夏の高原のお花が見られます。
トレッキングコースに入ると、この時期まず目立つのがノリウツギとシシウド。
八島湿原の周回コースではノリウツギが多く見られます。
シシウドは人の背丈を越える成長ぶり。
イワアカバナ、エゾカワラナデシコ、キンミズヒキ、コバギボウシ、ハナチダケサシ、クガイソウ、カラマツソウ、オカトラノオ、イブキトラノオ、オミナエシなど、ピンク、黄色、白、紫と色とりどりのお花が咲き乱れています。
さらに進んでいくと、シモツケソウ、キバナノヤマオダマキ、ノアザミ、シモツケソウ、ノハナショウブ、コオニユリ、ノコギリソウ、コウゾリナ、ヨツバヒヨドリ、ツリガネニンジンなど夏らしいお花が次々に姿を現わします。
クルマバナ、キオン、クサフジ、ホソバノキリンソウ、イブキボウフウ、マツムシソウ、シラヤマギクなど秋を感じさせるお花も。
似たお花、ハクサンフウロ、アサマフロ、タチフウロが、ここではいっぺんに見られます。
コウリンカのオレンジ色がひときわ鮮やかでした。
ヤナギラン、ワレモコ、マルバタケブキ、クサレダマ、メタカラコウ、キンバイソウ、ヤマハッカなども見られます。
最後に、初めて見た珍しいお花、バアソブ。
キキョウの仲間で、名前もあまり聞きなれないが、「ソブ」は木曽地方の方言で「ソバカス」の意味。花冠の中の斑点模様をお婆さんのソバカスにたとえたのが名前の由来とか。
8月に八島湿原で見られたお花
八島湿原のガイドトレッキング紹介
八島湿原での湿原トレッキングを開催しています。
見晴らしのいい物見岩まで足を延ばす、初心者からご参加いただけるトレッキングプランです。
詳細は以下をご覧ください。
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